あなたの知らない世界?フォントの話


Vintage wooden letterpress
こんにちは。森です。
わたくし、WEBディレクターを名乗っていますが、私自身はいわゆるデザインとかの経験はなくて、みようみまねで何とかやっております。私がお客様に納品できてるのは、弊社のデザイナーさんのおかげ(汗)なんですが、WEBにかかわる仕事をしているため、その手の話は興味をもってフォロー&勉強しています。トレンドを抑えとくって感じですが。

そんな中、最近こんなニュース(?ツイッター)を発見。
ツイッター「フォントかるた」

WEBサイトもご紹介。フォントかるたのフォントが素敵すぎる。
「フォントかるた」

フォント名を読み手が読み、字体を見て札を取る、というめちゃマニアックなカルタのようです。

フォントの重要性

特に商業デザインの中でフォントは重要なファクターだと思います。コンピュータの世界になり、手書きが減り、世界はほぼデジタルな文字に埋め尽くされたわけですが、豊富なフォントのおかげで、発信側は文字にちょっとした気持ちをのせて読み手に届けることができると思っています。

フォントは文章の内容と関係なく見た目の印象を与えますので、伝えたいことのイメージと合っていないフォントはその文章や言葉を台無しにしてしまうこともあります。

font01
よく例に出される「ポップ体」。確かに目立つけど重く受け止めてもらえなさそう…

このフォントかるたを目にしたことをきっかけに、今まで私が見聞きした中で気になっていた様々なフォントについて、今回「あなたの知らない世界」第2回目としてまとめてみたいと思います。独自の世界を持つフォントを通して、その奥深さに迫りたいと思います。

ちなみに第1回目はこちら。シリーズ化とかしてません。
あなたの知らない世界?ニッチな分野を熱く語るブログ

フォントとは

そもそもフォントって何?ってことで、Wikipediaに説明がありましたので、引用。

本来「同じサイズで、書体デザインの同じ活字の一揃い」を指す言葉だが、現在ではコンピュータ画面に表示したり、紙面に印刷(書籍など)したりするために利用できるようにした書体データを意味している。金属活字の時代から書体の世界に関わっている者からは、データとしてのフォントはデジタルフォント (digital font) として区別して呼ばれることもある。

フォント -wikipedia

昔から活字という言葉で呼ばれていた印刷物の文字はあれはあれで「フォント」だったわけですね。
最近のデジタルのイメージがあったので、違うもののように感じてしまっていました…
また、「同じサイズ、書体デザイン」ということで、昔美術の時間にならった「レタリング」もフォントを利用した文字デザインみたいなことかと思います。

手書きフォントの世界

パソコンでぱちぱちと文字を打ち込み、たくさんあるフォントから好きなデザインを選べば、それなりに素敵なものに仕上がる便利な世の中になったのにも関わらず、独自に手書きで文字を書いているケースがあります。

お店に行くとお客の目を引くようにPOPが掲示されていますが、最近スーパーなどでも手書きはほとんどなくなりました。そんな中手書きのPOPがあると、とても目を引くことってありますよね。

あえて全て手書き、それも独自のフォントを守って店頭POPを作成しているお店をご紹介します。
皆さんもよくご存じのお店です。

店内POPは全て手書き&手作り-ドンキホーテ

donki_store

ドンキ、神ワザPOP職人を500人も採用していた 売上6千億円 -withnews

ドンキに行くたびに私が思っていたのは、あえてごちゃごちゃさせている店づくりにあの派手なPOPが一役買っていること、そして、あのペンギンのキャラクターとこのフォントがマッチしていて、ごちゃごちゃなりの統一感があるなあと。記事を読んで納得した次第。

スタイリッシュな世界観を体現『ラッシュ文字』

lush_store

【LUSH】国内で数人しか書けない「ラッシュ文字」でロケットニュース24編集部の名前を書いてもらったらラッシュの新商品のようになった!! -ロケットニュース

ショッピングしていて、遠くからでもその存在を確認できるほど高い香りを放っているおしゃれな石鹸のチェーン店ですが、確かにカラフルな商品の割にお店の内装は必ず黒なのが気になっていました。TVでこの「ラッシュ文字」の特集をやっているのを見たときに結構な衝撃を受けたのですが、カラフルな商品をより目立たせるための黒い店舗と白い文字なのかと。

そして、なんとラッシュのフォントはダウンロードできるらしい…
LUSH文字ダウンロード

公式ってことじゃないのかも、ですが、試しに作ってみました。
lushname
ラッシュっぽいけど、実物はもっとカクカクしてるような。LUSH風ってことで。

ガムテープで作る名物フォント-『修悦体』

修悦体

新宿駅の「ガムテープ案内表示」を作りだした佐藤修悦さんインタビュー !『修悦体』はこうして生まれた -ロケットニュース

弊社DCTはJRの最寄り駅が新宿になるのですが、ある日不思議な看板を見かけて思わず写真を撮ってしまいました。
それが、この『修悦体』による看板だったのです。ガムテープだけで作られた不思議な書体ですが、工事中の案内としてはとても目立って「ん?」と目を引くので、目的にとても合ってますよね。これがたったお一人の警備員さんの仕事かと思うと胸が熱くなります。

実は…自分で写真を撮ったはずなんですが探せなくて(´;ω;`)、この写真はお友達にいただきました。
SpecialThanks!金光さん

消えゆくフォント-『公団ゴシック』

GD-高速道路ゴシックJA -Wikipedia

高速道路の看板の文字に使われていたフォントで、遠くから見たときに判別しやすいように点が省略されていたりするんだそうです。もともと統一されたフォントはなく、それぞれで作っていたそうですが、現在はヒラギノW5角ゴシックに変更されたとのこと。独自の「公団ゴシック」というのはなくなってしまうわけですが、この公団ゴシックをデジタルのフォントとして作っていらっしゃる方がいて、ダウンロードできます。この熱意に感謝!

5r4ce2[Fiber Force2] pumpCurry’s Website – FontJunction フォントカタログ

やってみた。
案内板
やはり地名はしっくりきますね~。

フォントってほんとに奥深い

こうしてまとめてみるとフォントには目的があって、その目的に沿うようにデザインされているんだとわかります。こういう特殊なフォントを知ることで普段何気なく使っているフォントも、目的に合わせてもっと選ぶべきなのでは?と思えてきます。

私たちは日ごろ文章を書くときに、文章に情報を入れてますよね?それは言葉だったり文脈だったりを駆使して、相手にわかってもらおうとするわけです。でも、フォントがあることで、気持ちや伝えたいことがさらによく伝わるような気がしてきませんか?

ポスターやプレゼン資料、カタログなど作るときに意識してみるとよりよくなるかもしれません。
ただし、特殊フォントについては使用時に注意が必要です。

たかがフォント、されどフォント。
フォントの奥深さを改めて知ることになりました。

わたくし森の完全な趣味によるこのマニアックシリーズ「あなたの知らない世界?」また次回!
…があるかどうかはわかりません。(笑)


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