リスティング広告で使われた検索ワードを見てみよう
こんにちは、宮野です。
リスティング広告を運用されているみなさん、いったいどんな検索ワードでリスティング広告が表示されたのか検証してみたことはありますか?
リスティング広告はマッチタイプにもよりますが、設定したキーワードと部分的に一致していても広告が表示されます。また多少の誤字脱字があっても設定キーワードと判断されれば広告は表示されます。
例えば「フェイスブック」をキーワードに設定していた場合、
・ふぇすぶっく
・ふえいすぶく
・フェスぶく
これらの検索ワードは「フェイスブックと入力している」とみなされて、キーワード「フェイスブック」の広告が表示されています。
誤字脱字以外にも「そんな検索ワードで検索していたの?」とびっくりするような検索ワードで広告が表示されていたりします。
検索ワードは新たにリスティングのキーワードとして登録した方がよさそうなものから、想定しているユーザーとはマッチしなさそうと思うモノまで様々。でもどちらの場合でも広告が表示され、広告がクリックされれば課金の対象となるのです。
せっかくの広告費、課金されるのならやはり少しでもターゲットに近いユーザーに広告をクリックしてもらいたいものですよね。
そこで今回は、Yahoo!リスティング広告でユーザーが検索してきた検索ワードリストから広告の対象外に設定する方法を説明します。
Yahoo!リスティング広告の広告グループ画面を開いたところから始めましょう。
広告が表示された検索ワードの一覧を表示する
広告グループ画面を開くと、キーワード一覧の上にいくつかボタンがありますので、この中の「検索クエリーを表示」をクリックし、「すべてのキーワード」をクリックします。
検索クエリー一覧を確認する
「検索クエリー一覧」はリスティング広告が表示された検索ワードの一覧です。
想定していた検索ワードもあれば、まったく関係なさそうな検索ワードも含まれている場合もあります。まったく関係のなさそうな検索ワードでも1回広告をクリックされれば課金が発生します。塵も積もれば山となるように、1つ1つのクリック数は少なくても数がまとまれば大きな金額になりますので、明らかに関係がなさそうな検索ワードは広告表示の対象外に設定しましょう。
広告表示対象外にする
検索クエリー一覧から広告表示対象外にする検索ワードを選択します。キーワード左のチェックボックスをクリックして選択していきます。検索クエリー一覧が複数ページにまたがっている場合は、1ページずつ作業をします。検索ワードを選択し終わったら「対象外キーワードとして追加」をクリックします。
対象外とするキャンペーン、または広告グループを選択する
対象外キーワードは特定の広告グループ、または複数の広告グループをまとめたキャンペーン単位で設定することができます。
例えばこのようなキャンペーンと対象外キーワードがあったとします。
検索ワード「Facebook 開発」は広告グループ「Facebook 広告」では対象外としても問題ありませんが、広告グループ「Facebook アプリ」では対象にしておきたい検索ワードですので広告グループを指定して対象外キーワード登録を行います。
次の検索ワード「山田太郎のFacebookページ」はいずれの広告グループでも対象外としたいので、キャンペーン「Facebook」を指定して対象外キーワードとして登録します。
このように、検索ワード、広告グループ、キャンペーンの関係によってどのレベルの対象外キーワードとして設定するかを考えていきましょう。
検索クエリ一覧からキーワードとして追加する
検索クエリー一覧の検索ワードをリスティング広告を表示するキーワードとして追加することもできます。
その場合は「キーワードとして追加」をクリックしてください。「キーワードとして追加」の場合はキャンペーン単位でのキーワード登録はできませんので、キーワードを追加する広告グループを選択して追加します。
いかがでしたか。
検索クエリー一覧は思いもがけない検索ワードを発見することが出来る貴重な場。
リスティング広告を効果的に用するためにもぜひ確認することをおすすめします。
それではまた。